トレードルール① (ポジションの枚数について)

私の基本的なトレードのルールを書き留めたいと思います。

明確にルール化されていなかったことが原因で、下がってきた、上がってきた、というちょっとしたことで右往左往してしまい、終いにはよくわからず損切り。
こんなことを繰り返していては、いつになってもコツコツドカンや損切り貧乏から脱出できないと思いますので、しっかり決めていきたいと思います。

ポジションの枚数について

基本的には国内のFX業者であれば、25倍のレバレッジがかかり、自分の資産より多くのお金を取引に使えるようになっているかと思います。
私は基本的に自分の資金から想定して、ここまでだったら損切りできる金額を考えてポジションを取るようにしています。

たとえばFXの資金が10万円だったと仮定して説明します。

10万円でレバレッジ25倍であれば
10万円×25倍(レバレッジ)=2,500,000円分の取引をすることができます。

大体、今現在(2016,10,3)は10万円持っているとドル円を2万通貨(2枚)~3万通貨(3枚)ほど持てます。
今回は2万通貨(2枚)持てるとします。

10万円を使って2枚ポジったとします。
このとき、1pip自分が思っている方向と逆に動いたとき、200円損していることになります。

それでは自分のルールで損切りまで、20pipsあったと仮定しましょう。

20pips逆行して損切りされる場合
20pips×200円=4000円

さて、あなたはここで損切りすることができるでしょうか?

10万円しかない中で4000円を失う。それほど大変なことではないように感じますが、それなら30pipsならどうでしょうか。

30pips逆行して損切りされる場合
30pips×200円=6000円

どうでしょうか?

10万円のうち6000円が無くなります。10万円が9万4000円になってしまいます。
40pipsなら8000円。このくらいまでくると、わかるかと思いますが、10万円あった状態で2枚ポジるとは結構なことだということです。

枚数にこだわらないこと

しかし、私の中では2枚ポジることが悪とはなりません。
実際の私のトレードでは、損切りまでにかかる金額を固定してポジションを決めるようにしています。

どういうことか例で詳しくすると

  1. 10万円持っている
  2. 1回のトレードでいくらまで負けられるか考える
  3. 1回のトレードで負けられる金額が決定したら、トレードするたびにその金額同等または以下になるようにする

実際のトレードを2より例を使って考えてみます。

②4000円まで負けても大丈夫と決めます。

③損切りまで20pipsの場合と30pipsの場合で考えて、1枚持ったときと2枚持ったときを比較します。

損切りまで20pips、1枚ポジった場合
20pips×100円=2000円

損切りまで20pips、2枚ポジった場合
20pips×200円=4000円

損切りまで30pips、1枚ポジった場合
30pips×100円=3000円

損切りまで30pips、2枚ポジった場合
30pips×200円=6000円

どういうことかというと、30pips×2枚以外は2枚ポジってもいいという考えです。 このように、損切りポイントまでいくらになるか確認して、枚数を変えていきます。
本当はレバレッジを変えることができれば、同じようなことができるのですが、国内業者ではレバレッジ固定が多いためこのようなことをしています。

金額で損切りを考えるメリット

金額で損切りを考えるメリットとしては

  1. 勝率50%の場合でも、スプレッド分しか負けなくて済むこと
  2. 資金管理が正確に行えること

①勝率50%の場合でも、スプレッド分しか負けなくて済む

FXはハッキリ言って、上がるか下がるかの2択です。

ということは、最低でも2分の1。それをテクニカル分析などを用いて勝率を上げていくため、この方法を使うことによって、格段に勝てるようになると考えています。

毎回、損切りの金額が違ってしまうとコツコツドカンになりやすいと思うので、これは有効な手段なのではないかと思います。

②資金管理が正確に行えること

10万円持っていると2枚ポジれると仮定します。

何度も連敗して5万円まで減りました。5万円だと1枚しかポジれません。
今まで2枚ポジって4000円勝てることがあっても、1枚しかポジれない場合2000円になってしまう。

それは今まで以上に取り返すために、pip数を増やさなければいけなくなるということです。
2枚の場合、4000円勝つために20pipsでいいのが、1枚の場合、40pips抜かなくてはいけなくなります。

経験者ならばわかりますが、20pipsと40pips稼ぐことは大きな違いです。

上記例でFXで1番大事なのは、資金管理だということがわかると思います。
トレードをしていると、そういったことをないがしろにしてしまい、資金が尽き、退場となってしまうことが多々あります。

なので資金管理を正確に行えることは、とてもメリットになると考えています。

総合

以上のことから

損切りまでにかかる金額を固定してポジションを決定すること。

を念頭においてトレードしていけたらと考えています。

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