このブログを作成した頃、ボリンジャーバンドとMACDを使って視覚的に方向感を確認するという手法を用いていました。( トレード手法① 参照)
上記手法は、見たままで方向、トレンド判断ができるというメリットがあると考えています。
しかしながらボリンジャーバンド、MACDといったテクニカル分析ツールはチャートが完成した後に表示されるものであって、完成されるまではわからないのです。
そこで最近はフィボナッチリトレースメントを用いて、未来のチャートを予想しながらトレードしていくスタイルになりました。
あくまで予想なので、もちろんその通りに動かないこともあります。
使い方によってはまったく役に立たなくなりますので注意が必要です。
ただ、今までよりも間違いなく早く優位にエントリーできるようになってきています。
フィボナッチリトレースメントは簡単に言えば、押しや戻りの予想ができるツールになります。
押しや戻りの意識されるポイントをこのツールで予想して、エントリーポイントを決めておくことで的確にエントリーすることができます。
(詳しく知りたい方は、フィボナッチ数列などで検索してください。)
数値は23.6,38.2,50,61.8,100が主な数値となります。
よく聞いたことのある半値戻しはフィボナッチの50%の位置に当たります。
それ以外にも数値はありますが私は、38.2,50,61.8この3つのポイントを主に注視しています。
トレンドが発生している状態で、上昇トレンドの場合は安値から高値に下降トレンドの場合は高値から安値に引きます。
上昇トレンド中の例を参考にします。
自動的に数値が表示され、押しや戻りで意識されるところポイントが表示されます。
今回だと、38.2、50、61.8のポイントでトレンド方向への動きが見ることができます。
結果としては61.8%でのポイントが押し目となり、上昇トレンドが継続されました。
このようにフィボナッチリトレースメントを引くことで、どこで押しや戻りが発生しトレンドが作られるか視覚的に予想することができます。
フィボナッチリトレースメントはあくまで自分で引くツールになります。
私は下赤→上赤に対してフィボナッチをリトレースメントを引きましたが、もしかしたら下赤→黄に対して引く方もいるかもしれません。
その場合、私のチャートだと61.8%で反転したところが別の方だと50%で反転したと判断できます。
人によって押しや戻りのポイントが違うので、50%や61.8%になったからと言ってエントリーするのは止めたほうが無難です。
上位足にて赤線の中でレンジを形成しています。
このとき、青線間に対してフィボナッチリトレースメントを引いたとします。
黄色の線で61.8%まで戻って反転を確認したので赤丸でエントリーしました。
結果はご覧の通り、上位足レンジの下限まで下がってしまいました。
実際61.8%付近で反発していることから、私が引いたフィボナッチリトレースメントは問題なく機能していました。
他にもこのラインで引いた人がいる可能性があるということも考えられます。
しかし、その後レンジ下限までいきました。
これは上位足にてレンジで見ている人が多いということになります。(買い勢力)
売り勢力と買い勢力が交錯するレンジ状態だと、フィボナッチリトレースメントはうまく機能しません。
使用するのはトレンドが発生している場合に限ります。
先ほどの青いラインを上昇トレンドと判断し途中の押し目でラインを引いてみると青矢印のところ(61.8%)で反発し、フィボナッチリトレースメントがしっかり機能することがわかります。
① トレンドが発生しているところで使用すること
② あくまでエントリーの参考とする
上記で記載した以外にも、私の使い方などはまた別で書きたいと思います。
もしよかったら参考にしていただいたり、改善案などをもらえたら嬉しいです。
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