FX。なぜ負ける?そして勝つには?

負ける原因は?

まず下の表を見てください。
少し見にくいですが、これはある期間のトレード記録を示した表になります。








拡大して見てみましょう。



勝率としては6割近いのに、収支がマイナスになっています。
実際の収支が負けていることに関しては、概ね2つの原因があると考えられます。





勝ったときと負けたときの平均値を比較する

実際にプラスになったとき、マイナスになったときの平均値を比較してみます。


プラス平均約9400円に対して、マイナス平均14000円となっています。
損小利大を目標にしている場合、プラス平均>マイナス平均とならなければいけません。
しかし、それは勝率50%以下だった場合です。

例えば、プラス平均10000円マイナス平均15000円とした場合において、勝率70%で考えてみましょう。

勝 10000×7=70000円
負 15000×3=45000円
差 70000-45000=25000円のプラスとなります。


なので、もちろん損大利小のこの状態がいいとは言えませんが、勝率を上げることができれば収支的にはプラス方向へ向かうことができます。
※一番いいのはもちろんプラス平均>マイナス平均です。

これに関しては、トレードスタイルによって変わってくるものだと考えています。
自分の場合は勝率重視のトレードをしていることになりますね。





スプレッドコストについて

スプレッドコストに関してはあまり気にしている方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
エントリー回数73に対してかかったスプレッドコストは以下の通りです。


ポンドにも手を出していることもありますが、スプレッドコストが約50000円かかってしまっていることがわかります。


つまりどういうことかというと、トレードをするだけでこれだけのコストがかかっているのです。
今更なに言ってるの?って思うかもしれませんが、負けている方がもしいらしたらスプレッドコストの合計と収支の合計との差を出してみてください。


今回の場合

収支 -13547円
スプレッドコスト 51653円
差 38106円

この差分は間違いなく、業者の手数料としてなくなっていることになります。
(厳密に言えば、51653円は業者に行き渡る手数料なのですが……)


エントリー回数が多ければ勝てる!というわけではないことがわかるかと思います。






まとめ

結局のところ負ける原因が損大利小になっているというのは、どのブログでも言われていることですが、実際に損大利小以外にも負ける要素があるのか?むしろ損大利小でも勝つことができるのか?ということに対して深く考えてみました。



単純に損小利大にできればそれでいいのですが、FXトレードをしていて損小利大になるようなエントリーポイントが多くあるとは思えません。
損大利小でも、勝率、スプレッドコストなんかを考えることができれば、プラスにすることが可能と考えています。
勝ったとき、負けたときの平均をプラスマイナス0、勝率50%にすることができても、スプレッドコスト分は取られているということを常に考えなければいけません。



このようにトレーダーによりエントリーの時間足も異なる、勝率重視の戦い方、単純な損小利大などいろいろな考え方があるので、自分のトレードスタイルにあった戦い方をすることでFXで勝つことができるようになるのではないかと考えています。


もう少し自分の勝つためのトレード方法についても後々書いていきたいと思います。





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